仕事の幅を広げるスキルアップ
エンジニアがIT業界で活躍するためには、深い専門性を獲得したスペシャリストになるのが王道として捉えられてきました。あまり広い範囲のスキルを獲得することよりも、独自の専門性を生み出すために深く掘り下げていくことの方が重視されてきたのは確かです。
そのようなスキルアップによって現場で活躍できるようになることはまだ多いものの、状況は大きな転換期に入っています。IoTを代表とする様々なエンジニアとしてのスキルを組み合わせることによって生み出された技術が増えているからであり、開発現場ではジェネラリストが求められるようになってきました。一つの専門性を持っていることは前提条件になっており、それに加えて関連する分野についても基礎知識を持っていて十分に他のエンジニアと話ができるレベルになっているのが必要条件になりつつあります。
そして、他のエンジニアにできる仕事も曲がりなりにも携われるというレベルまでジェネラリストになれるとチーム内では中心的な役割を果たせるようになるのです。広く他のエンジニアの仕事も理解し実践できるレベルでのスキルアップを行うことが、将来に渡って活躍できる現場を獲得するのに重要になっています。それによって評価されることでプロジェクトリーダーになる道も切り開くことができるでしょう。
スペシャリストになることにこだわらずにジェネラリストを目指すという発想を手に入れることがIT業界では求められています。
☆ジェネラリストを目指すためには…http://engineerskillup.net/